君は忘れられるの?

アニメがだいすきで、映画化されてせっかくなので観てきた。四月は君の嘘


すずちゃんがとにかくかわいかったー。あの子を一言で表すなら「可憐」かをりちゃんの儚さもにじみ出てたような気がする。(儚さを表現するのはやっぱり二宮くんが一番ですが)
「嘘」というものは本人以外が「嘘」だと知るのはそれは他人が気づいた時、または本人がばらすことではじめて他人にとっての「嘘」という事象になる。この原作の話のかをりの可愛らしいな、女の子だな、って思うところはかをりがついた嘘には、周りの人達は気づいてなかったんですよね。(ありまの嘘はばればれだったけど。)それにも関わらず、手紙でかをりは有馬が好きだったと書く。大人になったらできないなぁと。すごく可愛いなぁと毎回思います。


映画のラストのかをりがバイオリンで有馬のサウンドに加わるところは鳥肌立ちました。いつもの仕事でもそうだけど、言葉を超える瞬間を経験してしまうと、本当に忘れられなくてその瞬間までどれだけ苦しくても辛くてもまたその瞬間までたどり着こうとしてしまう。人の欲張りなところだなぁと思う。でもそんな気持ちがあるから生きていけるのかなぁとも思います。泣いてしまったなぁ。