伊勢神宮までひとりで行ってみた


遠くまで行きたい!と突然思い立ち、弾丸で伊勢神宮までお参りしてきた。近鉄特急で片道トータル4時間ぐらいかな。
感動的な出逢いがあったので後述。下宮から内宮へと順番に参拝。自然の緑いっぱいでなぜか神聖なあいばさんを拝めている気持ちになりました...(主旨が違う)


途中雰囲気のいい親子がいらっしゃって、写真を撮らせていただくことに。もうお母さんはほとんど歩けないのだけど、息子さんと手を繋いで歩いてた。なんとお話を聞くと神主さんだったそう(!!)笑顔がふんわりした神主さんで一番パワーもらったかな。



おかげ横丁。平日なのに凄い賑わいで驚き。ここは誰かと来たいかも。テレビの取材もたくさん来てた。しょーちゃん来てたり!?とか思いつつ、ま、こんなこと思う我とは一生会わせてくれんだろう神様さんきゅー!



にゃー。かわいいから起こしたくなる。笑
おかげ犬たちが可愛くてお買い上げ。
なんでも、飼い主さんが病で倒れてお参りできなかったときに、このわんこたちが伊勢神宮まで代わりにお参りして札を持って帰ったのだそう。まわりの「お陰様」から取って、「おかげ犬」。いい話や(>_<)


お昼から来たのでもう夕刻。宿へ帰ることにする。
今回宿泊したのはゲストハウス。
ひとりで行くなら、ビジネスホテルもいいけどやっぱりいろんな人としゃべりたい!と思ったのがきっかけ。来てよかった。


内装が素敵すぎて!!!

全部リノベーションして作られたそうな。
ここはフリースペースで、たくさんのガイドブックやゲーム、マンガなどが置いてる。個室で一休みしてからフリースペースに降りるとすでに10人ぐらい居て。
こんにちは、と声をかけると優しそうなふたり。カップルで来ているそう。なんとこのふたり共、看護師(!!!)東京の救急の最前線で働いているとのこと。まったく違うようで、命の狭間に関わるところは実に似ている。そもそもなぜ伊勢に行こうかと思ったかというと、患者さんから「殺してくれ」と懇願されたからだった。本気で安楽死とは尊厳死とはなにかと考えていた。そんな話をふたりは本当に優しく聞いてくれた。気がついたら泣いていた。救急ならではの悩みや葛藤も教えてくれた。今日会ったばかりなんて思えなかった。彼の方はジャマイカに海外協力へ看護師として派遣されていたそう。とても人柄があったかい人だった。彼女はわたしと同期で、なんだかそれだけでも縁を感じたし、ほんわかした方だった。そんなふたり、「明日レンタカーで回るけど、ぼちちゃんも一緒に行こう!!こんな縁ないし!!」と。なんて優しいの。

まさかこんな出会いがあるなんて、今でも驚いている。(続く)