試される

ようやく楽しくなってきた…のかな。


「楽しい」に至るまでにはやっぱり一筋縄ではいかない。まず「怖い」が先行することの方が多い。だから楽しいって思えたら、いわゆる「やりがい」とかにつながっていくんだろう。働くってすごいことだな…。


何回やっても、同じ人が対象になることはないから、それが面白い部分でもあり、完全なものに至らない理由だとも思う。それで、続けていく理由にもなるのだと思う。


だから、もう少しこうできたらなぁとか、今あの人はどうしているだろうとか、ふと気になったりするし、あのときどんな表情していただとか、どんな言葉をいただいたとか、すごく鮮明に覚えていたりする。


今回も、もしかしたら自分にもっと知識があれば、広い視野があれば、逆に深い視野があれば、その人にとって必要なことが、もっとできたのかもしれない。そういう思いはあるし、振り返りしておかなければならないとは思うのだけれど…。


ようやく、「ありがとう」という言葉に対して、申し訳なさより嬉しさの方が自分の中で勝っていて、エレベーターホールで見送ったあの子の笑顔に、笑顔で答えられたなぁと振り返りをしている…なんでだろうなぁ…病態の整理がスムーズにいったから?ニーズが早めに把握できたから?だからアセスメントに困らなかったから?(いや、困ったな…)とにかくいろんなこと含めの、楽しかったんだよな…そう、楽しかった。


子どもは、大人が思っている以上にいろんなことをわかっていろんなことを考えていて、大人にはない視野で物事を考えることができる。だからなかなかわかってもらえないこともあるし、わたしもそんなこと言いながら分かりきらないとこがたくさんあると思う。
あの子がいろんな思いを抱えながら自分に話してくれたことは、どんな意味があったのかな、少しでも楽になれただろうか、少しでも役に立てたのだろうか。
笑顔がすべてじゃないけれど、少しでも毎日、心が笑って過ごせますように、そう願っている。「手紙送ります」って言ってたから、また教えてくれたら嬉しいなぁ。


そして、あの子から、当時あの子の年齢だった自分が学ばさせてもらった気がする。あのときの自分が楽になっていく。当時思っていた葛藤とかしんどかったこととか、誰かに聞いてほしかったこととか、わがままとか、少しがんばりすぎていたことすべて、ケアしてもらえた気がする。ほんとにほんとにありがとうの気持ちでいっぱい。


まさか再び塾の先生するとは思わなかったけど(こんなとこで役立つなんて誰も予想しない…)、毎日会いに行くのが本当に楽しかった。やりたいことがまたひとつ増えてしまったなぁ。先生に言ったら「ひとつひとつやってけばいいじゃないっ(・∀・)てへ」と超軽いノリで言われたのでひとつひとつ考えていけたらなぁと思います。


さてさて今クールも明日でラスト。ずっとずっと支え続けてくれてる現グループも明日で解散。さみしい。みんなで写真撮らなきゃだねぇ…。

今日は素晴らしき世界を聞きながら寝よう。


以下 メモ書き

発達段階からみた小児看護過程+病態関連図

発達段階からみた小児看護過程+病態関連図

詳しい看護展開には間違いがないし、特に観察項目などに関してはすごく理解しやすいし、的を得ている。しかし小児の疾患に特化して書かれているため、これ以外の疾患に関しては載っていない(当たり前だけれども)買わないけれども、喘息・肺炎は割と基礎的な部分なのでコピーしておくべし。

ベナー看護論―達人ナースの卓越性とパワー

ベナー看護論―達人ナースの卓越性とパワー

アダム看護論

アダム看護論

今読み進めている途中。論文の引用に使おうかと…。


病気がみえる 〈vol.5〉 血液 (Medical Disease:An Illustrated Reference)

病気がみえる 〈vol.5〉 血液 (Medical Disease:An Illustrated Reference)

あまりに分かりやすいし、これからも使えるのでこのシリーズは買おうかな…病態の理解ができて、口で説明がちゃんとできるように書かれている。ポイントをざっくりと。消化器と腎臓も。

病期・病態・重症度からみた疾患別看護過程+病態関連図

病期・病態・重症度からみた疾患別看護過程+病態関連図

7000円もするけどお金貯めて一冊持っておく予定。全科載ってる。