ちっちゃなはぴねす。

朝、ゆっくり目覚めた。雨が降っていた。
洗濯物は干せないけれど、その音が心地よかった。

雨が上がって雲の切れ間から差し込んだ夕日はとってもきれいだった。

ベランダから見える景色にいつも一本の木が立っている。
ちょっと前まで寒そうだったけど。
気づいたら新芽がたくさん出て、春の緑色がその木に添えられていた。
これからもっともっと色が濃くなっていく。


ある同じ話を聞いて、
「りんちゃんはどう思ってるのか考えながら聞いてた」という心友
私は、この人に恥ずかしくない生き方をしたいと思った。

いっぱいやることがあって困惑状態。
困惑するほどやることがあるって、いいじゃん。
自分はそれしていいよ、そこにいていいよ、って言われてるようなもんだからさ。

今日の晩ごはんはおいしかった。
とりとめもないシチューだったけれど。

高校以来の相棒からメールが届いた。
ほとんど愚痴だった。
よかった。吐き出してくれて。ちょっとでも楽になってくれたかな?

後輩が、ごはんに行こう、って誘ってくれた。
なかなか行けなくてごめんね。
絶対時間作るから。
自分を真っ白にしてくれるのはいつも後輩な気がする。

テレビの感想を、友人にメールした。
あ、この人に送りたいと思った。
何でもない話を受け止めてくれる人がいるって結構すごいことだ。

実家から荷物が届いた。
妹から、プレゼント。
入学祝のお返しにと、イヤリング。
いっつも無愛想なくせに、あったかいいもうと。
優しい人なんていくらでもいるけれど、あったかい人はあんまりいないと思う。
自分の近くにはあったかい人がいて、幸せだと思う。
わたしもあったかい人になりたい。なんて絶対直接言わないけれど。

母からは「体に気をつけて」というメモ書き。ラーメンとお菓子が入っていた。
私が昔から大好きな「さくさくパンダ」と一緒に。
いろんなパンダの表情があるんだけれども、
この顔に初めて出会った。レアなのです。私の中では。
写真を撮るぐらいに。
母はいつもそうである。
いつも家族のことしか考えない。
もうわたしが家を出て数年経つ。もっと自分のコト考えたらいいのに。
わたしが辛いとき一番に思い出すのは母の笑顔です。
母が辛いときにも、私の笑顔を思い出してくれてたらいいな。
この文章を打ちながら涙が流れて、こころがすっとした。

そんなことしてたらテレビから流れてくる「僕が僕のすべて
うん、そうなんだよなって妙に納得。
どんな自分も、自分。



つまり…きっとこういうことだ。

すべてモノの見方次第だって、忘れてんだろう…/ただそれだけの風景(スキマスイッチ





被災地が1日もはやく復興されることを願っています。