1か月を経てひとり想うこと。

ZERO、翔さんの目がね、真っ赤で…それに頬もこけてて…
何回泣いたのだろう。
アイドルである嵐の櫻井翔があの場所で取材するということ。
それは本当に意味のあることだと思う。

私は正直、この1カ月、その現状をテレビで見ることを避けようとしていた。

ボランティアの説明会があろうとも、その場所に足を運ぼうと思いつつも立ち止まる。
「これは、自分が何もできない、ということから逃げたいだけじゃないのか」

昨日のZEROでは人だけでなく、その人を取り巻く環境についてピックアップされていた。
その生活を支えてきてくれた自分の村や牛さん…
それを手放さなければならない、しかもその決断を自分で下さなければならない…

ボランティアについても。
「現地に人が行き過ぎても迷惑だ」という考えが一般化して人が集まらない現状。
(確かに現地にボランティアが行くということは、そのボランティアを動かす人も体制も必要になってくるけれど)
まだまだボランティアが足りていないという。

いろんなことを考慮してみた。
まず、交通機関。テント、食糧…。
自分が行って役に立てるのか?
あの状況で立ちすくむだけにならないか?
そして今、自分がすべきいろんなことが目の前にあるという状況。

現実的に考えてあの場所へ今すぐボランティアとして向かうのは無理だ。

いま、できること。
支援の継続=忘れないこと、この現状を逃げずに受け止めるということ。
結局、私にできるのは今のとここれだけ。
あとは、募金。それと、節電。自分に言い聞かせる。

そして、明るく。本当に泣きたい人は現地にいるのだから。


1か月を過ぎた…被災地の方のこころの状態が心配です。

もっと、もっと、勉強して役立てる人間になりたい。
逃げるとかそんなためのことでなく、本当に役に立てる人間に。


マツの木が、あの津波が押し寄せた後も果てない空を目指して立っているそうです。
みんなの希望。どうか、これからも元気でいてほしい。


被災地が1日もはやく復興されることを願っています。