ちはやふるの原作ファンです。
アニメ化したと思えば、映画化。映画は好きなシーンばっさり差し替えになっていましたが(ありがち、、、、)それを除けばあの臨場感をあそこまで表現されたのはすごいなと思いました。カナちゃんがちはやぶるの札を取って、新の目の前のガラス扉に当たる風の表現は、スクリーンでしか表現できないのかなとも思いました。

言ってほしい言葉をくれる人間に人は簡単に操作されるよ
そんな簡単な人間になるな

                     ちはやふる28巻 机くんの言葉

とにかく褒めてほしい後輩に、「君はよくやった、頼りになるよ」と後輩がほしい言葉をそのまま机くんは伝えた、案の定喜ぶ後輩。その直後に放った言葉。この巻に、千早が古文をあほほど勉強するシーンがあるのですが、「私には多すぎる、2音で十分」っていう表現をしていて、言葉の複雑性と、なぜ彼女たちがこんなにもかるたへ情熱をかたむけるのか、かるたでつながっているのか、本当に巧い表現をするなと思いました。このセリフを読んだあとから、誰かから自分に向けられる言葉の本質をしっかりと捉えようと思うようになったし、私自身誰かに向ける言葉の本質はどこにあるのか、もっとしっかり捉えながら生きていきたいなと思うようにもなりました。
ちはやふるには「そこにいてほしいと思った人はもう家族」とか、印象に残るセリフが多くて、そのキャラクターが話すからこその大きな説得力に感動します。付箋つけてるぐらいです。


あー二階堂に袴着てほしい。もうちょっと髪伸ばして周防名人役してくれんかな。オファーこいこい。声が綺麗だし。袴着て欲しいっていう欲望だけで!!!