言葉はちっぽけだから

潤くんはあたたかい人です。優しいひとはたくさんいますが、潤くんほどあたたかいひとはなかなかいません。
byにのさん

このにのさんの言葉好きだー。わたしをいつも悩ませるぜ(え)


今日は珍しくまじめな話しますよ。
中学校の1年のとき国語の教科書に載っているある物語の感想を書いてきてください、と先生に言われました。
そのお話ですが、主人公はAちゃんです。Aちゃんは徒競走でいつもドベでした。
Aちゃんの友達Bちゃんは背も高く、スタイルが良く、クラスの人気者で徒競走も常に1番でした。
ある日、この二人が徒競走で一緒に走る番になりました。
Aちゃんは不安で不安でたまりません。BちゃんはAちゃんに向かって「大丈夫よ!」と笑って声をかけました。
ふたりを含めた5人がピストルと同時に走り出しました。
Aちゃんはだんだんと置いていかれます。また恥さらしだ、と思いました。
その瞬間にBちゃんが転倒、AちゃんはBちゃんより先にゴールしました。
AちゃんはBちゃんに大丈夫?、と声をかけました。するとBちゃんは「Aちゃんすごいね!わたしなんて転がっちゃった!」と笑いました。AちゃんはBちゃんが自分のために転けたことを知っていました。でも何も言わず、微笑みました。


...まぁ、こんな感じです。
わたしは当時かなりすさんでいた(ぼちの暗黒時代)のと、まぁもともと無駄に正義感強いとこもあり、母に「わたしだったら正々堂々と戦ってほしい!Bちゃんの優しさはほんまの優しさって言えるん??」と伝えました。
すると母は、「確かにそう思うよね、でも、Bちゃんにはこれが唯一できるAちゃんへの優しさだったんじゃないかな。Aちゃんの真意は描かれていないけど、わかりあってるふたりだからこそ、こういうことが成り立ったんじゃないかな。こんな親友がいつかできるといいね。」と言いました。わたしは自分の浅はかさに愕然としたのを覚えているよ...(えーーーーー)そして我がおかんながら、こういう人が母でよかったと思います(ディズニーに連れてってやるって言ったら「え!?アンバサダー!?そんなんいいのに!ありがとう!!!!てかあんた、とうとえ結婚するん!?」っていうすげー母ですけど)


いろんなひとと出会って話をするなかで、ほんと、そこまで悪いひとっていないんですよね。究極のとこみんな優しい。
でも、にのさんが言ってるように、あったかい人って、ほんとあったかいんだなぁって思う出来事が今日あって。そういうひとは、本当に尊敬に値するんですよね。にじみ出ちゃうというか。泣きそうになる。
あと、1年目さんの相談役やってるんですけど、そんなときにもこういうことめちゃくちゃ考えるんです。さとしスタイルがいいのかしょうちゃんスタイルがいいのかとかとか(えーーー二択!?でも実際正反対や思うんですよね)
最近大好きなニカさん(キスマイ)ががやがやうるさく笑顔でいてくれるのもわたしにとっちゃとてもとてもあたたかいのです。(実際はお芝居にぎゃーぎゃー言ってる)
わたし自身は恐らく優しいとは思うけど、あったかいかと聞かれたら、そうじゃないと思う。


引っ掛かったとき、こんなエピソードを思い出してちょくちょく立ち止まりたいもんです。いつもあったかさを思い出させてくれる人に感謝です。


長々と失礼しました!どげざ!