ちゃんと

結局見た。さとしドラマ。
辛いよ。でもほっこりもした。
わたしはまたひとつの命を見せつけられた。


ちゃんと生きてちゃんと死ぬのには、やっぱり本人と、その家族や仲間、信頼できる人が必要。


死ぬことは終わることじゃない。


ちゃんと生きてちゃんと死ぬことを援助するにはどうしたらいいんだろう。
もし、身寄りがなくてさみしさで震える夜がある人にはどうやって関わればいいんだろう。
いろんな治療があるけれど、どんな風に意思決定を援助したらその人はちゃんと生きれるんだろう。


医療者は所詮医療者だ。
親しいから言えないこともある、家族だから言えないこともあるあるだろう。
でも、あの手紙を預かったように、少しでも何かを託せる他人にわたしはなりたいと思う。


最近も患者さんが亡くなることが続いていた。
最後の希望を叶えられなかったことも続いて苦しかった。


でも、ちょっとだけこのドラマに苦しみを分けられた気がする、
おおのさんの人柄が説得力を大きく付けた。
こんなドラマしないでって言ってごめんね、でもちゃんと見たよ。
辛いけど泣きながら見たよ。
ありがとう。


にのさんより細くなった身体と心が心配です。
しっかり釣りして食べてよ。
大切なこと伝えてくれて、
ほんとありがとう。