うぎゃーー
ひまわりくれてた方…本当ごめんなさい!
パソコンで編集したら…え…消えてる…!!本当ごめんなさい(;−;)
もう本当にごめんなさい…自分で星つけました…
てなわけで図書館に参上中…
パソコンの修理には「お盆をはさむので4週間ほどいただきます(^−^)」だそう。
かわいいお姉さんが対応してくれた。
これ読んだ。
- 作者: 夏川草介
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/06/07
- メディア: 文庫
- 購入: 6人 クリック: 36回
- この商品を含むブログ (83件) を見る
「神様のカルテ」ねぇ…この時代に医師を「神様」っていう幻想に置き換えてる小説があるんだなぁなんて思ったがまぁ医療関係だし読んでやろうと思った。(えらそう)確か映画化が決定するちょっと前だったかな。
読んでみてごめんなさいってあやまった。
しばし…医師は「神様」看護師は「天使」だと呼ばれることがある。
「カルテ」に「神様」をつけたのは…どんな命にもどんな出来事にも何か神様の裁量っていうのがあって。
内容はすごくリアルで、検査値のデータとか症状とかも病態どおりだったし、そのときどきに抱く感情とかも「そうそう!」と納得できた部分があったのであれこれもしや…と思って著者をみるとこの方医師の方だったんですね。←知らんと読んでた(^−^;)
どうしようもない場面に出くわすこと、いっぱいある。「悲しむのは苦手だ」というイチト先生のことばがすべてを表してるんじゃないかな…と思ってみたり。
あのとき…もっと自分に経験があれば、知識があれば、何かしらいい結果が待ってたのかな…なんて思ってみたり。
ただ…神様の裁量だと心にふっと落ちるまで、ものすごーく時間がかかる。
「仕方ない」なんて割り切れない。でもその上でどこまでできるか…限界まで考えて実行したいという気持ちはあるしかも、現代はなおさら命の期限っていうのを伸ばしたりすることが人為的に可能になってきて、しかもその決定が誰によってなされるかっていうのもすごく難しくなってきていて。本人が望まないかもしれないし、望んでいるかもしれない。家族が望んでいるかもしれないし、そうでないかもしれない。医療者はそこをどう判断すべきなのか…どうとらえるべきなのか…何がふさわしくて何が間違っているのか…。
「人のために」は実際難しい。結局、人のためにと言いつつ自分のためにということがたっくさんある。罪悪感とか、自分の弱さを見ることが辛いときに…。行動する前にちょっと立ち止まって、考えてみる、けれど途端にもっと分からなくなったり。うーん難しいなあ…
ただ、確かなのはその中で生きる人から、すっごく大きなパワーを感じられたり、いつも自分が当たり前だと思ってることにそっと花を添えてくれたりする…あったかさだったり、強さだったり…生と死ということに直面する方から、学ぶべきものっていっぱいあって、しかもそれは知らないうちに自分のどこかに吸収されている。そんな力がどこから出てくるのか…不思議な感覚になったり。気付かないうちに自分が癒されているなんてことがしょっちゅうある。
翔さんがイチト先生の役ということで。予告見ただけですがとっても楽しみにしています。しかも宮崎あおいさんが大好きで。あの雰囲気というかなんというか…憧れです。
翔ちゃんって、あおいちゃんみたいなタイプが好きそう…って想像してぐふふとなってました(笑)ぐふふ。お似合い…ぐふふ。
インタビューも何本か読んでみたのですけど、翔さんの「最先端の医療で多くの人を救うか、それとも目の前にいる人を救うかの葛藤があり…」という文章がとても印象的で新鮮で。わたし、こことらえ方が違っていたんです。「最先端の医療には確かに興味はあるが、それが本当に将来的に多くの患者を救うことになるのか、人の命とは一体なんなのか、寿命を延ばすことに重きを置いていいのか」っていうところにイチト先生は迷って悩んでいる、と解釈していたので。
ここ、翔ちゃんとゆっくりお話したいよう!ともがいてます。笑
なんかまとまりのない文章できちゃった。けれど、いろんな意味ですごくあったかい本だったなぁ、いい本だったなっていうのがまとめちゃえばそんな感じです。