昨日、だいすきな患者さんが亡くなった。わたしの受け持ちの患者さん。
辛い。


最期まで治そう、がんばる、って「生きた」
亡くなったというより、生き抜いたというのがぴったりだと思います。ほんとうによくがんばった。
簡単に死への受容ができないって言うけど、そうじゃなくて受け入れるために否定もするし取り引きだってするし治るって思ったりもする。ぜんぶぜんぶ生きようと思った証。
痛みは自分にしかわからんやろ?って言ってましたね。その言葉をわたし忘れることはないと思います。自惚れるな、っておしえてくれてありがとう。自分にしかわからない痛み、ほんとにそのとおりです。でももっとがんばって、いつかもうほんの少しだけ、その痛みに近づけるように、どうか少しだけでも寄り添えるようになりたい。
がんばれがんばれー。ってまだあの部屋で笑ってくれてたらいいのに。またアロマでマッサージしたかったのに。今日もあかんわーって何でもいいから言ってくれたらいいのに。